北米・中南米・メキシコ・ネバード・デ・トルーカ・ピコ・デ・オリサバ
ピコ・デ・オリサバ(5,699m)登頂9日間
メキシコ最高峰・北米大陸第3の高峰
登頂、ライトエクスペディション
ツアーコード:K510
体力度:
技術度:

ワンポイント(世界遺産)
意外と知られていませんが、メキシコには標高5千mを越える山が三座あり、ピコ・デ・オリサバはその最高峰です。さらに、北米大陸ではアラスカのマッキンレー、ローガンに次ぐ第三の高峰で、ビッグ“オー”とも呼ばれています。メキシコ新期火山帯の火山で、頂上にはクレーターがあり、山頂部分は氷河で覆われ、富士山をさらに鋭くしたような秀麗な山容です。
出発日/帰国日 | (料金) | 催行 |
残席 | 問合せ |
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2018年10月5日(金)〜10月13日(土) |
\531,000 〜 \531,000 |
△ | 有 | 問 |
2018年12月14日(金)〜12月22日(土) |
\587,000 〜 \587,000 |
△ | 有 | 問 |
2019年4月25日(木)〜5月3日(金) |
\565,000 〜 \565,000 |
△ | 有 | 問 |
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | △ | △ | △ | △ | ○ | ○ | ◎ |
旅行日数 | 9日間 |
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出発地 | 成田 |
宿泊種別 | ホテル、山小屋(要寝袋)、テント(要寝袋) |
募集人員 | 15名 |
最少催行人員 | 6名 |
ツアーリーダー | 有(日本から日本まで同行。) |
登山ガイド | 有(現地登山ガイドが2〜3名に1人の割合で同行します。) |
食事回数 | (朝食6回、 昼食6回、 夕食3回) |
利用予定航空便 | アメリカン航空、デルタ航空、ユナイテッド航空、エア・カナダ |
宿泊利用予定ホテル | メキシコ・シティー:ロイヤル ソナ ロッサ、プラザフロレンシア、アリストス、ガレリアプラザ、リンダジュネブ、バスコデキロガのうちいずれか。 |
最高到達高度 | 5,699m |
最高宿泊高度 | 4,260m |
高度の影響 | 有り |
1日の最高歩行時間 | 10時間以上 |
ポーターの有無 | 無 |
個人ポーター手配の可否と料金 | 否 |
個人ガイド手配の可否と料金 | 可(¥55000(オリサバ登山時のみ)) |
共通事項(募集条件) | ※燃油付加料金が別途必要です。(目安:2018年3月9日現在約21,000円) ※今後変更される場合は、ご旅行代金ご請求の際にご案内いたします)などが別途必要です。 ※札幌、名古屋、大阪、福岡などの発着は別途(別料金が必要な場合があります)手配いたします。 ※査証は不要ですが、ESTAが必要な場合がございます。 |
【渡航手続き関係】
査証の必要な国名 | 不要です。経由地によってはESTAが必要です。 |
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必要なパスポート有効期限 | 帰国時まで有効なパスポートが必要。 |
ご提出書類 | |
申込書、健康診断書、約定書、山歴書、海外旅行保険申込書、海外旅行保険承認請求書(登山保険申込書)、パスポートコピー(顔写真のページ) |
【インフォメーション】
INFORMATION: | ||
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ピコ・デ・オリサバ登山の前に、メキシコ第4位の高峰ネバード・デ・トルーカ(4,200m)を登り高度順応を行ないます。ピコ・デ・オリサバの登山基地はオリサバ北面の村トラチュチュカです。一般車両が入れるのはここまでで、以後はダートロードを四輪駆動車で山小屋のあるピエドラ・グランデ(4,260m)へ登ります。登山開始となるピエドラ・グランデの山小屋には、水、食料、炊事用具、寝具はないため、宿泊に必要なものはすべて下から持ち上げなければなりません。メキシコシティからトラチュチュカまで車で約5時間、トラチュチュカからピエドラ・グランデへは約1時間30分の距離です。 | ||
コースのポイント | ||
●ピコ・デ・オリサバの概要 意外と知られていないが、メキシコには標高5千メートルを越える山が三座あり、ピコ・デ・オリサバはその最高峰である。さらに、北米大陸ではアラスカのマッキンレー、ローガンに次ぐ第三の高峰でもある。メキシコ新期火山帯の火山で、頂上にはクレーターがある。山頂部分は氷河で覆われ、富士山をさらに鋭くしたような秀麗な山容だ。 ピコ・デ・オリサバは1848年にフランス隊に初登頂され以来、比較的ポピュラーな山としてメキシコ内外の登山者に親しまれている。別名をシトラルテペトル(星の山)という。現在登山ルートは4本あるが、その中でも最も登りやすく、登山者も多い「北ルート」と呼ばれるヤマパ氷河からの登山ルートを案内する。 メキシコシティから中央高地を車でプエブラ方面へ向かう。途中のチャルコ付近から、5千メートル峰のイスタシワトルとポポカテペトルを望むことができる。サン・マルティンでプエブラへの道を分けて、トラスカラ州アピサコを経由して、ピコ・デ・オリサバ北面の村トラチュチュカに到着する。一般車両が入れるのはここまでで、以後はダートロードを四輪駆動車で山小屋のあるピエドラ・グランデ(4260メートル)へ登る。トラチュチュカには簡単な宿泊施設もあり、登山に必要な食料品の入手も可能である。登山開始となるピエドラ・グランデの山小屋には、水、食料、炊事用具、寝具はないため、宿泊に必要なものはすべて下から持ち上げなければならない。メキシコシティからトラチュチュカまで車で約5時間、トラチュチュカからピエドラ・グランデへは約1時間30分の距離だ。 一般的には、ピエドラ・グランデから1日で頂上を往復してメキシコシティかトラチュチュカまで下山してしまうので、山小屋の出発は深夜となる。山小屋から堅調なガリーの右側に登山ルートがある。深夜ではルートがわかりづらいので、前日に高度順応を兼ねて一度トレースしておくとよい。時期によってはガリーには残雪があり、早めにアイゼンを装着する必要がある。ガリーを登り終えると比較的フラットな場所にでる。ここはキャンプサイト(4900メートル)と呼ばれる広いプラトーで、名前の通りテントを張る充分なスペースがある。ヤマペ氷河がここから始まり、頂上まで広いスロープが続いている。 氷河を右へ進み、石棺という意味の岩峰サルコファゴを右に見て、雪稜(北稜)の鞍部を目指す。氷河は広く、傾斜は緩い。ほとんどクレバスもないのでスピードがあがる。ピコ・デ・オリサバとサルコファゴの鞍部(5000メートル)からは、綾とは言えないような広い雪稜を辿る。雪稜は徐々に頂上ドームに吸収されて、最後には傾斜の強い雪壁に変わる。頂上に近づくにつれて傾斜が増し、最大で45度となる。時期によっては雪が硬く、アイゼンの爪先を効かせて登ることになる。雪壁の登りは長く、高度差で400メートルはあるだろう。ここでのスリップは致命的だ。 雪壁を登り終えると頂上火口(5620メートル)に到着する。深夜に山小屋を出発すると、ようやくここで陽を浴びることになるだろう。巨大なクレーターを左に見ながら、右回りで頂上を目指す。最初のピークを右側から回り込むと、傾斜が緩くなりやがて頂上に到着する。山頂からの展望はすばらしく、東にメキシコ湾、西に5千メートル峰のイスタシワトルとポポカテペトルを望むことができる。 ●参考コースタイム/ピエドラ・グランデ(2〜3時間)キャンプサイト:上部プラトー(3時間)ピコ・デ・オリサバ頂上(1時間30分)キャンプサイト(1時間30分)ピエドラ・グランデ ●登山適期/10月〜5月初旬 ●アドバイス/メキシコの気候は大きく分けて、雨季(5月中旬〜9月)と乾季(10月〜5月初旬)に分けられる。シーズンを通じて登山は可能だが、雨季には午後スコールがあり、山では雪となる。雷を伴う場合があるので注意が必要だ。最も天候が安定するのは12月から3月で、気温は低く、雪は硬く締まる。技術的には12月から4月の富士山を登れる程度のテクニックが最低限必要だ。山小屋から頂上まで高低差1500メートルを往復するので、かなりの体力が要求される。高度順応のトレーニングとして、メキシコシティ近くのネバド・デ・トルーカ(4707メートル)か、アピサコ近郊のラ・マリンチェ(4461メートル)に事前に登るのもよい。 ●ネバード・デ・トルーカ(4703m)の概要 メキシコ・シティーの西、メキシコ州の州都トルーカ市の南側に聳える死火山で、メキシコ第4の高峰。メキシコ・シティーからトルーカ市までは車で約1時間、さらに山道を1時間15分で標高4100m、周囲を火口壁に覆われた火口湖レグナ・デル・ソル(太陽の湖)に到着する。ネバード・デ・トルーカの頂上は火口壁の最高点のフレイル(修道士)・ピークと、それよりやや標高の低いイーグル(鷲)・ピーク(標高4602m)があるが、技術的に易しいイーグル・ピークを登るのが一般的だ。 最高点のフレイル・ピークはレグナ・デル・ソル湖畔からすぐ左側の尾根から登り始める。最初の岩峰までは砂礫の道だが、岩峰からは大きな岩がゴロゴロした岩登りの道となる。岩峰は1峰から3峰まであり、それぞれのピークに登ったり巻いたりしながら岩登りを繰り返す。岩登りグレードでは2級程度(両方の手足を使いながら登る比較的容易な岩登り)だが、頂上直下は傾斜が強まり、難しくはないが緊張する岩登りとなる。頂上は狭く4〜5人くらいが立てる広さだ。天候がよければ、ポポカテペトルやイスタシワトルなどの5千m峰を遠望することができる。下りはイーグル・ピーク方面に易しい稜線を歩き、鞍部から砂礫の道斜面をレグナ・デル・ソル目指して下る。登り約2時間30分、下り約1時間。 ※2008年以降、環境保護のためラグナ・デル・ソルまで車で入ることはできません。車は手前のゲートまでとなりますので、ゲートから近いイーグル・ピークを登り高度順応を行ないます。 ●メキシコシティ周辺の見所 ※テオティワカン テオティワカン (Teotihuacan)とは、メキシコシティ北東約50キロの地点にあり紀元前2世紀から6世紀まで存在した巨大な宗教都市遺跡。当時のアメリカ大陸では最大規模を誇っていた。極めて計画的に設計された都市で太陽のピラミッド、月のピラミッドそして南北5キロにわたる道(「死者の大通り」)が基点となり各施設が配置されている。テオティワカンとは、「神々の都市」という意味で、これは後にこの地にやってきたアステカ人が命名した。古代都市テオティワカンとして、1987年に世界遺産(文化遺産)に登録されている。 ※ソカロ広場 メキシコのみならず中南米の経済の中心地である。アステカ王国のかつての首都テノチティトランでもあった。近郊を含む都市圏の人口では、東京(東京圏)に次ぐ世界第2位の規模であり、それに次ぐサンパウロや ニューヨーク、ロンドンなどとともにトップ水準の世界都市とされる。なお、世界の主要都市としては例がない約2,300メートルの高地に位置する。行政上の正式名称は、連邦区 (Distrito Federal、D.F.) 。D.F.(デ・エフェ)と呼ぶ人はメキシコ北部に多い。 メキシコシティの中心街のソカロ周辺は、アステカ王国時代のテノチティトランの都の中心部とほぼ同じ位置にあり、カテドラル(大聖堂)と国立宮殿(大統領官邸)の中間の位置からテノチティトランの中央神殿(テンプロ・マヨール)が発掘され、野外博物館となっている。この一帯は世界遺産に登録されている。 |
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参加の目安 | ||
(1)登山技術・・・日本国内では積雪期(12月〜4月)の富士山を登れる程度の技術が最低必要です。高度順応登山のネバド・デ・トルーカ山は一部岩稜歩きの登山となりますので夏の北アルプスの岩稜歩きが無理なくこなせる程度の技術が必要です。 (2)体 力・・・4000m以上の高所で1日で標高差1500mを往復しますので、充分な体力とスピードを要求されます。 | ||
共通事項(インフォメーション) | ||
このツアーに参加ご希望の方は、添付の「ご参加に際して」をお読みいただき、ツアーの内容を充分にご理解下さい。 | ||
その他情報 | ||
※登山教室のお勧め このツアーにご参加希望の皆様は、弊社が主催する各種講習会(別途パンフレットを用意してあります。ご請求下さい。)にご参加いただくことをお勧めします。 | ||
日程表 | ||
オリサバ日程表 | ||
装備表 | ||
オリサバ登山ルートpdf、 オリサバ装備表 | ||
地図画像 | ||
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パンフレットの該当ページ | 2018年春〜2019年春ATLASTREK P.7 | |
募集チラシ・別冊パンフレット原稿 | ご参加に際して |
アメリカ電子渡航承認システム(ESTA/エスタ)について
2009年1月12日以降にビザ免除プログラムを利用し、無査証で米国へ渡航・通過する場合、電子渡航認証システム(ESTA)による渡航認証を取得する必要があります。
<渡航認証はどこで取得するのか>
米国CBP(税関国境警備局)のウェブサイト(https://esta.cbp.dhs.gov)上から申請し取得します。
<渡航認証はいつまでに取得するのか>
遅くとも米国へ出発する72時間前までには渡航認証を取得することが推奨されています。
<取得した渡航認証の有効期間>
取得から2年間有効で、取得した時点で旅券の有効期限が2年未満の場合は旅券の有効期限までとなります。渡航認証の有効期間中に旅券に記載されている情報に変更があった場合は、新たに渡航認証を取得する必要があります。旅券以外の情報の変更については渡航認証のアップデート(更新)となりますが、これら情報の入力は必須となっていません。
<更に詳しく>
◆ESTA申請サイトのヘルプ/日本語 https://esta.cbp.dhs.gov/esta/WebHelp/helpScreen_ja.htm
◆米国大使館ウェブサイト/日本語
http://tokyo.usembassy.gov/j/visa/tvisaj-esta2008.html
お客様ご自身でも取得可能ですが、弊社でも取得可能です。お申し込みの際は、お客様のパスポートコピーをお送り下さい。
■ESTA費用・・・・・・・・US$14
■取得代行手数料・・・¥4,320