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June 2015を表示しています

ゆったりクラシック・オートルート15日間レポート【その6】

Jun 26, 2015 by kuro | 2 つのコメントを見る
第10日目:悪天候により停滞。
第11日目:悪天候により停滞。夜になってやっと青空が見えてくる。この日夜9時頃にテートブランシュ方面から4名のスキーヤーが上がってくる。たいぶ消耗している様子。連日の降雪で、ベルトール氷河上部の山小屋直下の斜面では自然発生の雪崩が発生している。標高を下げて、プラン・デ・ベルトールのトラバースも、エスケープで下らざるを得ない状況に陥ると少々気がかり。翌日の好天も長続きしない予想。


第12日目:小屋を出てテートブランシュを目指す。

視界は良好。積雪量は思ったほど多くなかった。ただ、一時的な天候の回復で、好天は半日もつかどうかというガイドの予想。風向きが変わったら即下山という確認をして、急いでテートブランシュを目指す。

前日行動したパーティのトレースが残っているが、危険なクレバスの近くを歩いていたり、クレバスを避けて遠回りしたりと苦戦した跡が分かる。

テートブランシュにて全員の記念写真を撮って滑降に入る。

マッターホルン北壁を見ながら重めの新雪を快調に滑る。
今回のオートルートのアローラ氷河に次ぐ快適なスキーを堪能する。途中には多くのクレバスがあり、ルートファインディングは慎重に。


北壁直下の緩斜面に入り、林道の歩きもまじえてスキー場をフーリまで滑降。ゴンドラに乗ってツェルマットへ。

ご参加の皆様、大変お世話になりました。
おわり (ツアーリーダー/黒澤)

ゆったりクラシック・オートルート15日間レポート【その5】

Jun 26, 2015 by kuro | コメントを投稿する
第8日目:ビニエット小屋を発ち、エベックのコル(3,382m)を目指す。

ここより長大なアローラ氷河を滑降。雪質に恵まれ、今回のオートルートでは一番快適な滑りを堪能する。

プラン・デ・ベルトール(2,664m)への分岐まで滑降を続け、ここよりシールを装着してベルトール小屋を目指して登る。

プラン・デ・ベルトールまでのトラバースは、積雪が不安定でかつ急斜面なことで雪崩のリスクを強く感じながら間隔を開けて通過する。

トラバースを終え、ベルトール氷河を登り詰め、小屋下の急な斜面をジグザグにシール登高をこなし小屋直下の梯子に取りつく。

スキーやストックは梯子の近くにデポ。疲労も溜まり、最後の梯子登りは緊張する。
つづく (ツアーリーダー/黒澤)

ゆったりクラシック・オートルート15日間レポート【その4】

Jun 26, 2015 by kuro | コメントを投稿する
第6日目:小屋を発ち、コル・デ・ルー(2,804m)への早朝の硬い急斜面を慎重にシール登高。


コル直下は急な横滑りで慎重に高度を下げ、その後、延々とトラバース。シールを着けずに小さな登りのステップやストックを漕いでの移動で上腕の筋肉痛。午前中の雪の硬い時間帯だったことで、比較的スムースに移動できた。

ディス小屋に到着。余力のあるメンバーLa Luette(3,548m)の斜面へ滑りに出かける。

第7日目:予報通り、天気が崩れる。この日ディス小屋に滞在していたメンバーのほとんどがピンダローラを目指さずにシェーブル(2,855m)を経由してアローラへ下山するとのこと。

シェイロン氷河を横切り、シェーブルのコルへは、昨年、急な梯子が新しく架け替えられたとかで容易になった。コルに登り、我々は真っ直ぐアローラに降りずに、スキー場途中よりピース氷河に入りビニエット小屋へ登り返す。明日以降の天候が下り気味予報によってか、ビニエット小屋は空いていた。

つづく (ツアーリーダー/黒澤)

ゆったりクラシック・オートルート15日間レポート【その3】

Jun 25, 2015 by kuro | コメントを投稿する
第4日目:トリエン小屋を出て、セラック帯の急斜面を慎重に滑降。エキャンディのコル(2,793m)へアイゼンを装着して登り返し。ここから長大なアルペット谷の滑降。

御馴染みのアルペットの小屋までスキーで滑れた。ここで電話してヤスさんの迎えを待つ。ベルビエへ移動。ル・シャーブルのスーパーマッケットで行動食の追加購入。シャーブルのゴンドラ乗り場で神田さんと別れる。

ベルビエスキー場のゴンドラを利用してスキー場のトップ(コル・ド・ゲンチアン)2,980mへ。ここよりモンフォー小屋へ滑り込む。モンブランの展望が素晴らしい。夏も春も良く利用するがお気に入りの良い小屋だ。


第5日目:小屋を発ち、ショーのコル(2,940m)、モミンのコル(3,015m)、ローザブランシュ(3,336m)と越え、プラフルーリ小屋を目指す。

明後日以降、しばらく天気が悪そうで、ピンダローラ(3,790m)の頂上には行けないかもしれないということで、この日、ローザブランシュの登頂を目指すことにした。

ローザブランシュの頂上直下までシールで登り、ここよりアンザイレンして頂上を往復。プラフルーリ氷河を快調に滑り下り、小屋の上部で岩混じりの急斜面を慎重に通過してプラフルーリ小屋へ。

つづく (ツアーリーダー/黒澤)

ゆったりクラシック・オートルート15日間レポート【その2】

Jun 23, 2015 by kuro | コメントを投稿する
第3日目:午後よりグランモンテスキー場へ移動。ゴンドラにてスキー場トップへ。ここよりスキー場外へ出て、アルジェンチエール氷河~アルジェンチエール小屋へと滑り込む。

エギーユ・ドゥ・シャルドネ(3,680m)、エギーユ・ド・アルジェンチエール(3,901m)を正面に滑り、アルジェンチエール氷河を右手にエギーユ・ベルト(4,122m)、ドロワット(4,000m)を眺めながらシール登高を続ける。今日は、最初で最後のフランスの山小屋滞在。山小屋は多くのスキーヤーやクライマーで賑わっていた。


第4日目:小屋を出て、アルジェンチエール氷河を下降。

コル・ド・パッソン(3,028m)を越える。氷河より最初の取り付きでスキーを脱いでアイゼンを装着。雪が少なく不安定なガレ場を落石に注意しながら慎重に登る。

雪の斜面に出たところでシールを装着しコルを目指す。パッソン氷河を登り詰め、狭いクーロワールを再びアイゼンを装着して登る。ここではアンザイレンする。傾斜は急だが素直な雪の斜面で技術的に問題はなし。

登り切ったところでシールを着け、ツール氷河上部をトラバース。気温が非常に高く熱射病の症状がでる。ウェアの調整を誤って、体温が上がり過ぎた模様。オートルートは晴れれば意外に熱射病にも注意がいる。熱射病の典型的な症状に悩まされ、誤魔化しつつ登高を続ける。しばらく行くと傾斜が増し、エギーユ・ドゥ・ツールの右手のスーペリア・ツールのコル(3,288m)を越える。再び広いトリエン氷河上の雪原に出て、トリエン小屋を目指す。既に国境を越えスイスの山小屋となる。

つづく (ツアーリーダー/黒澤)

ゆったりクラシック・オートルート15日間レポート【その1】

Jun 22, 2015 by kuro | コメントを投稿する
随分時間がたってしまいましたが、4月からの動きを少しずつアップしていきます。先ずは、もう2ケ月も前の話になりますが、山岳スキーツアー~オートルート編。アトラストレック創業以来取扱い続けているツアーですが、近年なかなかコンスタントに催行できず、せっかくお申込みいただいたお客様にもご迷惑をおかけしております。今年2015年は10名様のお客様とご一緒することができました。

第1日目:10名のお客様と現地山岳ガイド2名(イタリア人ガイドのジジとニコラ。ジジとは2年前もオートルートに同行しており既知)、そしてツアーリーダーとして黒澤が同行することになりました。シャモニでは、今回は通常のホテルではなく、シャレーを貸し切って利用。キッチンがあるので自炊など便利。また、メンバー全員が集まれる場所の確保が一般的なホテルでは難しいので、そういったメリットも感じた。

第2日目:バレブランシュ氷河スキーへ足慣らし。新雪が10cmほど積もっていたが、雪質は気温も上がり悪い。

クレバス地帯の硬い雪のコブ斜面なども通過し、氷河独特のスキーの洗礼を参加者は受けることになった。モンタンベール駅までの登り返しも含めて、ガイドは参加者のレベルチェックを行う。滑り及び登りのペースや足の運びなどをさりげなくチェックしており、シャモニに戻った時点で、問題なしと判断され、明日から予定通りの行動に入ることになった。

今年のオートルートは、雪が少なく、標高の低いところではスキーを脱いで歩くことが多いかも、なんて前評判でスタートしました。

つづく (ツアーリーダー/黒澤)

このブログについて:

アウトドアアクティビティを専門とする旅行会社である株式会社アトラストレックのブログです。海外登山・トレックに関するトピックやニュースなど配信予定です。スタッフとお客様とのコミュニケーションの場としても機能させたいと考えています。

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