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ゆったりクラシック・オートルート15日間レポート【番外編】

Jul 02, 2015 by kuro | コメントを投稿する
今回の山岳スキーツアーで重宝した道具が、以前のブログでも触れた衛星携帯電話。

ソフトバンクから発売中の衛星携帯電話。

山の中に入り、各山小屋からも思ったよりいわゆる普通の携帯電話(GSM/3G)は通話ができませんでした。

例えば、トリエン小屋から翌日予定通りシャンペに降りるので、何時に車を配車するとか、ベルトール小屋から、ツェルマット到着が遅れるので、タッシュへの送迎車手配の日にちや時刻を変更するなど、ちょっとした手配変更のための連絡手段としては便利でした。

特に、オートルートのような日程が流動的に変更されるタイプの旅行の場合、山小屋の予約変更も含めて大変心強いツールでした。

会社で今後衛星携帯電話を業務上標準的に導入するかどうかはこれからですが、個人的に契約してもいいなと思ってしまいました。

そもそもこのSoft Bankさんの衛星携帯電話は、個人利用を前提とした料金プランなので、この点もGood。そういう意味では、個人で動くことの多い山岳ガイドさんや山の添乗員さんなどは緊急時も含めて極めて心強いソリューション(契約プランも合わせて)だと感じました。

日本帰国後に山岳ガイド協会のファーストエイド講習会を受けました。

この講習会では、さまざまなシナリオのもと、現場のシュミレーションをするのですが、必ず出てくるシチュエーションで、「携帯電話はつながらない」というのがありました。勿論、携帯電話がつながらい状況でどんな判断や処置ができるかがこの講習会のテーマなのですが、”衛星携帯電話がある”という前提に立つと、緊急事態での対処の仕方も変わってくる(よりよい対処が可能となる)のだろうなと、思いました。

救急救命士やドクターの講師の先生方もこの話題に触れた時、興味津々だったのが印象的でした。この話題はまた追って。(東京/黒澤)

ゆったりクラシック・オートルート15日間レポート【その6】

Jun 26, 2015 by kuro | 2 つのコメントを見る
第10日目:悪天候により停滞。
第11日目:悪天候により停滞。夜になってやっと青空が見えてくる。この日夜9時頃にテートブランシュ方面から4名のスキーヤーが上がってくる。たいぶ消耗している様子。連日の降雪で、ベルトール氷河上部の山小屋直下の斜面では自然発生の雪崩が発生している。標高を下げて、プラン・デ・ベルトールのトラバースも、エスケープで下らざるを得ない状況に陥ると少々気がかり。翌日の好天も長続きしない予想。


第12日目:小屋を出てテートブランシュを目指す。

視界は良好。積雪量は思ったほど多くなかった。ただ、一時的な天候の回復で、好天は半日もつかどうかというガイドの予想。風向きが変わったら即下山という確認をして、急いでテートブランシュを目指す。

前日行動したパーティのトレースが残っているが、危険なクレバスの近くを歩いていたり、クレバスを避けて遠回りしたりと苦戦した跡が分かる。

テートブランシュにて全員の記念写真を撮って滑降に入る。

マッターホルン北壁を見ながら重めの新雪を快調に滑る。
今回のオートルートのアローラ氷河に次ぐ快適なスキーを堪能する。途中には多くのクレバスがあり、ルートファインディングは慎重に。


北壁直下の緩斜面に入り、林道の歩きもまじえてスキー場をフーリまで滑降。ゴンドラに乗ってツェルマットへ。

ご参加の皆様、大変お世話になりました。
おわり (ツアーリーダー/黒澤)

ゆったりクラシック・オートルート15日間レポート【その5】

Jun 26, 2015 by kuro | コメントを投稿する
第8日目:ビニエット小屋を発ち、エベックのコル(3,382m)を目指す。

ここより長大なアローラ氷河を滑降。雪質に恵まれ、今回のオートルートでは一番快適な滑りを堪能する。

プラン・デ・ベルトール(2,664m)への分岐まで滑降を続け、ここよりシールを装着してベルトール小屋を目指して登る。

プラン・デ・ベルトールまでのトラバースは、積雪が不安定でかつ急斜面なことで雪崩のリスクを強く感じながら間隔を開けて通過する。

トラバースを終え、ベルトール氷河を登り詰め、小屋下の急な斜面をジグザグにシール登高をこなし小屋直下の梯子に取りつく。

スキーやストックは梯子の近くにデポ。疲労も溜まり、最後の梯子登りは緊張する。
つづく (ツアーリーダー/黒澤)

ゆったりクラシック・オートルート15日間レポート【その4】

Jun 26, 2015 by kuro | コメントを投稿する
第6日目:小屋を発ち、コル・デ・ルー(2,804m)への早朝の硬い急斜面を慎重にシール登高。


コル直下は急な横滑りで慎重に高度を下げ、その後、延々とトラバース。シールを着けずに小さな登りのステップやストックを漕いでの移動で上腕の筋肉痛。午前中の雪の硬い時間帯だったことで、比較的スムースに移動できた。

ディス小屋に到着。余力のあるメンバーLa Luette(3,548m)の斜面へ滑りに出かける。

第7日目:予報通り、天気が崩れる。この日ディス小屋に滞在していたメンバーのほとんどがピンダローラを目指さずにシェーブル(2,855m)を経由してアローラへ下山するとのこと。

シェイロン氷河を横切り、シェーブルのコルへは、昨年、急な梯子が新しく架け替えられたとかで容易になった。コルに登り、我々は真っ直ぐアローラに降りずに、スキー場途中よりピース氷河に入りビニエット小屋へ登り返す。明日以降の天候が下り気味予報によってか、ビニエット小屋は空いていた。

つづく (ツアーリーダー/黒澤)

ゆったりクラシック・オートルート15日間レポート【その3】

Jun 25, 2015 by kuro | コメントを投稿する
第4日目:トリエン小屋を出て、セラック帯の急斜面を慎重に滑降。エキャンディのコル(2,793m)へアイゼンを装着して登り返し。ここから長大なアルペット谷の滑降。

御馴染みのアルペットの小屋までスキーで滑れた。ここで電話してヤスさんの迎えを待つ。ベルビエへ移動。ル・シャーブルのスーパーマッケットで行動食の追加購入。シャーブルのゴンドラ乗り場で神田さんと別れる。

ベルビエスキー場のゴンドラを利用してスキー場のトップ(コル・ド・ゲンチアン)2,980mへ。ここよりモンフォー小屋へ滑り込む。モンブランの展望が素晴らしい。夏も春も良く利用するがお気に入りの良い小屋だ。


第5日目:小屋を発ち、ショーのコル(2,940m)、モミンのコル(3,015m)、ローザブランシュ(3,336m)と越え、プラフルーリ小屋を目指す。

明後日以降、しばらく天気が悪そうで、ピンダローラ(3,790m)の頂上には行けないかもしれないということで、この日、ローザブランシュの登頂を目指すことにした。

ローザブランシュの頂上直下までシールで登り、ここよりアンザイレンして頂上を往復。プラフルーリ氷河を快調に滑り下り、小屋の上部で岩混じりの急斜面を慎重に通過してプラフルーリ小屋へ。

つづく (ツアーリーダー/黒澤)

ゆったりクラシック・オートルート15日間レポート【その2】

Jun 23, 2015 by kuro | コメントを投稿する
第3日目:午後よりグランモンテスキー場へ移動。ゴンドラにてスキー場トップへ。ここよりスキー場外へ出て、アルジェンチエール氷河~アルジェンチエール小屋へと滑り込む。

エギーユ・ドゥ・シャルドネ(3,680m)、エギーユ・ド・アルジェンチエール(3,901m)を正面に滑り、アルジェンチエール氷河を右手にエギーユ・ベルト(4,122m)、ドロワット(4,000m)を眺めながらシール登高を続ける。今日は、最初で最後のフランスの山小屋滞在。山小屋は多くのスキーヤーやクライマーで賑わっていた。


第4日目:小屋を出て、アルジェンチエール氷河を下降。

コル・ド・パッソン(3,028m)を越える。氷河より最初の取り付きでスキーを脱いでアイゼンを装着。雪が少なく不安定なガレ場を落石に注意しながら慎重に登る。

雪の斜面に出たところでシールを装着しコルを目指す。パッソン氷河を登り詰め、狭いクーロワールを再びアイゼンを装着して登る。ここではアンザイレンする。傾斜は急だが素直な雪の斜面で技術的に問題はなし。

登り切ったところでシールを着け、ツール氷河上部をトラバース。気温が非常に高く熱射病の症状がでる。ウェアの調整を誤って、体温が上がり過ぎた模様。オートルートは晴れれば意外に熱射病にも注意がいる。熱射病の典型的な症状に悩まされ、誤魔化しつつ登高を続ける。しばらく行くと傾斜が増し、エギーユ・ドゥ・ツールの右手のスーペリア・ツールのコル(3,288m)を越える。再び広いトリエン氷河上の雪原に出て、トリエン小屋を目指す。既に国境を越えスイスの山小屋となる。

つづく (ツアーリーダー/黒澤)

ゆったりクラシック・オートルート15日間レポート【その1】

Jun 22, 2015 by kuro | コメントを投稿する
随分時間がたってしまいましたが、4月からの動きを少しずつアップしていきます。先ずは、もう2ケ月も前の話になりますが、山岳スキーツアー~オートルート編。アトラストレック創業以来取扱い続けているツアーですが、近年なかなかコンスタントに催行できず、せっかくお申込みいただいたお客様にもご迷惑をおかけしております。今年2015年は10名様のお客様とご一緒することができました。

第1日目:10名のお客様と現地山岳ガイド2名(イタリア人ガイドのジジとニコラ。ジジとは2年前もオートルートに同行しており既知)、そしてツアーリーダーとして黒澤が同行することになりました。シャモニでは、今回は通常のホテルではなく、シャレーを貸し切って利用。キッチンがあるので自炊など便利。また、メンバー全員が集まれる場所の確保が一般的なホテルでは難しいので、そういったメリットも感じた。

第2日目:バレブランシュ氷河スキーへ足慣らし。新雪が10cmほど積もっていたが、雪質は気温も上がり悪い。

クレバス地帯の硬い雪のコブ斜面なども通過し、氷河独特のスキーの洗礼を参加者は受けることになった。モンタンベール駅までの登り返しも含めて、ガイドは参加者のレベルチェックを行う。滑り及び登りのペースや足の運びなどをさりげなくチェックしており、シャモニに戻った時点で、問題なしと判断され、明日から予定通りの行動に入ることになった。

今年のオートルートは、雪が少なく、標高の低いところではスキーを脱いで歩くことが多いかも、なんて前評判でスタートしました。

つづく (ツアーリーダー/黒澤)

Ski touring at Brèche Puiseux, Mont-Blanc massif

Mar 16, 2015 by kuro | 2 つのコメントを見る
引き続きMILLETのムービー紹介。

(ミレーのサイトより)

山岳ガイドと行うヨーロッパの山岳スキーのシーンはその魅力がよく伝わってきます。

動画はモンブラン周辺のスキーですが、筆者も4/18よりオートルート(シャモニ~ツェルマット)に出発します。

現地では山岳スキーは人気が高く、近年はシーズン中の山小屋はいつも多くの宿泊客で賑わっていました。

天候やコンディションに左右されやすいコースゆえに、予定が大幅に変わることも度々で、このツアーの特徴でもあります。
今年も、怪我なく無事に踏破したいものです。(東京/黒澤)

PS 3/18現在、4/18発オートルート15日間ですが、お席が1席に限り空きました。ご検討中の方は是非。

最近はBCスキーブームのようで・・・。

Feb 19, 2015 by kuro | 3 つのコメントを見る
新聞でもTVでもBCスキー&スノーボードが脚光を浴びているようです。

アトラストレックのBCスキーツアーはもともと、ヨーロッパアルプスのオートルート、シャモニ~ツェルマットの山岳スキーツアーご参加の為のトレーニング企画として始まりました。それもいつのころから日本の魅力的なBCスキーそのものが目的となりました。

そして現在は、日本各地でガイドカンパニーや個別のガイドさんが案内する各ツアーが広く社会的に認知されたようです。

2月はN沢温泉のシークレットBCエリアへ。ゲレンデの喧騒を横目に静かな山旅を楽しみました。

週末は一転して悪天候の中、BCは諦め某スキー場内のパウダーエリアにて深い新雪を存分に堪能致しました。

4月のオートルート(催行決定!残席あと2席!)へ向けて来月も皆様とご一緒します。

(山岳ガイド/黒澤)

TNFBCMT in 立山~最高のシーズンインを。

Nov 26, 2014 by kuro | 3 つのコメントを見る
恒例の、ザ・ノースフェイス バックカントリーミーティング in 立山が無事終了。

集合時の室堂ターミナルは各ガイドツアーのお客様であふれていました。この時期の立山BCの人気の高さをうかがうことができます。多くの知り合いのスキーヤー、スノーボーダー、ガイドにも出会いました。

ゲストライダーは、高久智基、下村基樹、清原勇太、中川伸也、渋谷謙、山田誠、そして撮影担当ニール・ハートマン。
リラックスしたムードで楽しませていただきました。最高のメンバーで最高のシチュエーションでBCを体験できました。
毎回ですが、感謝です。ご参加いただいた皆様もありがとうございました。

山岳ガイドは、白馬・林信之、立山・草嶋雄二、アトラストレックより黒澤でした。皆さん、今年も良いシーズンを!(東京/黒澤)

このブログについて:

アウトドアアクティビティを専門とする旅行会社である株式会社アトラストレックのブログです。海外登山・トレックに関するトピックやニュースなど配信予定です。スタッフとお客様とのコミュニケーションの場としても機能させたいと考えています。

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